
FC バルセロナは、国内リーグの公式戦のスタートをずっと制して来ている。 これらの開幕戦で、新補強選手が毎年、活躍している。
リーグ戦はコンスタントに結果を出すことが重要になる大会だが、いつも初めが良いにこしたことはない。バルサはこの大会で、最近、5回、勝利でスタートを切っている。ペップ・グアルディオラがベンチで率いた最後のシーズンから、ティト・ビラノバ、タタ・マルティノと開幕戦で勝利をあげ、また、新補強選手が活躍する結果に終わっている。
成功のシーズン
スペクタクルなプレーと効率の高さが、歴史的なチームの性格だが、2009/2010年、スペインスーパー杯でアスレティック・デ・ビルバオを相手に制した後、スポルティング・デ・ヒホンを相手にホームで、3-0と試合を制した。グアルディオラ率いるチームは、ボジャン、ケイタ、デビューしたばかりのスラタン・イブラヒモビッチが、アウベスのパスを受けてヘディングでゴールを決めて試合に華を添えた。
2010年8月29日、バルサは、ラーシングを相手にサンタンデールで戦った。南アフリカワールドカップで主役を張った後、ビジャがリーグ戦においてバルサでデビューを果たし、3ゴールの中の1得点をマーク。イニエスタとメッシが残りを決めた。もう一人の主役はビクトル・バルデスで、前半35分にペナルティを止めたのだった。
2011/2012年の第一節は、マラガを相手に戦ったが、欧州スーパー杯と重なったため、先に延びた。FCバルセロナはポルトと対戦し、そのため、最初のホームでの試合はビジャレアルが相手になった。これはグアルディオラが率いた最後の年であり、チームは5−0でビジャレアルを制した。メッシが2得点、セスクとアレクシスがそれぞれ、バルサでデビューを果たしし、ゴールを決め、もう1ゴールはティアゴ・アルカンタラが決めた。
監督の交代
2012/2013年、リーグ戦は再び、カンプノウでスタートした。相手はレアル・ソシエダであり、ティト・ビラノバが対戦相手を5−1で下した。この結果は、監督の交代にも関わらず、バルサの新たなプロジェクトは変わっていないことを証明した。ゴールを決めたのは、偉大なるキャプテンプジョル、ペドロ、ビジャ、そしてもちろんメッシが再び、ダブルゴールを決めて、新たなスタートを切ったのだった。
昨季のスタートも素晴らしいものだった。タタ・マルティノが率いて、チームは見事な活躍を見せた。昨季の開幕は、ファンタジーとも言えるものであり、レバンテを相手に7−0で勝利をあげる大げさなほどの成績をあげた。3つものダブルゴールがあり、当然、メッシが決め、更にアレクシス、ペドロがだぶるゴールをマークした。また、アウベスも得点し、チャビの戦術ビジョンがゴールを生み出した。リーグの最初から、その内容の伴ったプレーに期待がもたらされた。
もし、過去の前例を例にとれば、エルチェとの対戦は、新監督のプロジェクトを試す絶好の機会となり、再び、更なる勝利記録を伸ばす可能性を秘めている。