
イタリアチームが6月6日の決勝でFCバルセロナと対戦する
ユベントスがベルリンで6月6日に行われるチャンピオンズリーグ決勝でFCバルセロナの対戦相手になった。イタリアチームは水曜夜にサンティアゴ・ベルナベウで終了した準決勝の2試合合計でレアル・マドリードに3 −2(イタリアで2−1、マドリードで1−1)と上回った。バルサとユベントスのチャンピオンズリーグ決勝は初めてのことになる。
両チームは10年以上欧州大会で対戦していない。具体的にここまで最後の対戦となるのは2002/03季の準々決勝。延長戦でのサラジェタのゴールが、現監督のルイス・エンリケも当時プレーしていたバルサを敗退させた。
それ以前、両チームは1990/91季のレコパ準決勝、1985/86季のチャンピオンズカップ準々決勝、1970/71季のフェアーズカップのベスト16を争いそれぞれ対戦。レコパと欧州大会でアスルグラナが次ラウンドに進み、逆にイタリアチームはフェアーズ杯で勝ち抜けを決めた。
今回ベルリンでの再戦は、FCバルセロナにとって最近10年で4度目の決勝、一方の“ヴェッキア・シニョーラ”は2003年以来初めてのことになる。ユベントスは2度欧州チャンピオンになっている(1985、1996年)が、決勝で5回敗れている(1973、1983、1997、1998、2003年)。
三冠の可能性
ベルリンにたどり着くまで、ユベントスはボルシア・ドルトムント、ASモナコ、レアル・マドリードを下している。それ以前のグループリーグではアトレティコ・マドリード、オリンピアコス、マルメがいるグループで2位通過。今季は国内リーグで優勝決定、カップ戦でも決勝進出しており、元アスルグラナのマルティン・カセレスがいるチームは今もトリプレテ(三冠)の可能性を残している。