メッシ、セスク、ティアゴのゴールがリーグ戦19節中18勝目の勝利をもたらした。
バルサは、隙を与えなかった、マラガで、メッシとセスクが前半に、ティアゴが後半に決めたゴールのおかげで、チームは、想像を絶する素晴らしい前半戦を有終の美で飾った。FCバルセロナに誰も勝つことができなかったのだから、まるで、限界がないかのようだ。今週の日曜日、リーグ戦19節中18勝をあげただけでなく、ボールが常にピッチの上で主役を張るチームプレーのリサイタルを繰り広げたのだ。最初のゴールに関していえば、マラガが寛大過ぎたともいえるが、同時にマラガは得点チャンスも殆ど、手にすることができなかった。
FCバルセロナは、首位の座をますます、強固なものにした。二位のアトレティコ・デ・マドリードと勝ち点11点差を維持し、昨年のリーグ覇者、レアルマドリードとは勝ち点を18点差に伸ばした。後半戦も前半と同じ調子で進めることができたら、リーグ優勝はすぐ近くに迫ってくるだろう。
決定的だったカバジェロ
試合のスタートは、非常に面白いものだった。マラガはラインをあげて、高い位置からプレスをかけてきて、バルサのポゼッションを脅かそうとした。バルサは、スピーディなボール回しで展開し、プレーリズムは非常に高いものになった。ティトの率いる選手達がピッチを支配し、メッシが試合を先制するチャンスを得たが、1対1になったカバジェロの前に、決めることができなかった。
プレゼントを受け入れたメッシ
その数分後に、同じ主役が再び、舞台の中央で出会い、その結果が、0-1の先制点となった。メッシの作品だったが、カマチョのパスミスを利用し、GKへ渡そうとしたボールを奪って、先制点をマークした。その1分後、セスクが2点目を決めるチャンスを得たが、そのシュートはわずかながら枠を捉えなかった。マラガはガソリンを失い始めていた。イスコとホアキンのコネクションのみがバルサの選手を脅かしそうな気配を醸し出していたが、結局、ハーフタイムまでおとなしいまま、試合は前半を終えた。
バルサのリサイタル
FCバルセロナの後半は、目が離せないほど、魅力的なものだった。セスクの0-2でスタートした後半は、個人プレーとチームプレーの入り混じるリサイタルの連続だった。 ブスケッツは、その鮮やかな足技で魅せて、イニエスタは相手を次々と抜き去り、チーム全体が光速とみまごうスピードで試合を勧めた。バルサのプレーは、かつてないというほど、流暢に進み、試合を完全に支配していた。ティアゴがピッチに立った後は、メッシとのコンビネーションで正面からゴールを決め、更に点差を広げた。
ブオナノッテが点差を縮める
試合が終わりに近づき、アレクシス・サンチェスがペドロに代わって入った。バルサは4ゴール目を探し求めたたが、その前にマラガが誇りを守るべく、痛恨の1点を返した。ブオナノッテが放った正確なFKが突き刺さった。とはいえ、そのゴールがロサレダでのバルサのリサイタルにシミをつけることにはならなかった。獲得できる可能性がある勝ち点57のうち、55点をマークした。その勢いは、止められない。