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バレンシア戦の最中に選手を励ますルイス・エンリケ / MIGUEL RUIZ - FCB

「私達はこの挑戦を意識しているし、この素晴らしい目標に立ち向かう。なぜなら、後、５試合に勝てば、私達はチャンピオンなのだから」とルイス・エンリケは言い切った。

バルサは、バレンシアを前に素晴らしい試合を行なったが、勝ち点を得ることができずに試合を終えた。これで、リーグ戦では４試合連続で勝利から見放されているバルサだが、チームは、それでも首位の位置におり、タイトル制覇は、自身にかかっている。ルイス・エンリケ・マルティネスは、カンプノウで、選手がみせた実力とプレーを誉め称え、「プレーするのも、考えるのも難しい試合だが、チームは素晴らしい応えを見せてくれた」「私達は、非常に完成度の高い前半を行なったし、明白なチャンスを手にしたが、試合に勝つのに必要な運に恵まれなかった」と話した。

また、最後までリーグ優勝を賭けて、戦っていく姿勢をみせ、「この挑戦に立ち向かった私の選手達を祝す。私達はこの挑戦を意識しているし、それは私達次第なのもわかっている。この素晴らしい挑戦に私達は立ち向かう」「ここから立ち直れるチームがあるとしたら、それはバルサだ」と表現した。その他、ルイス・エンリケが記者会見で応えた内容は、下記から。

試合

「試合のレベルは、とてもポジティブなものだったし、私達の方がずっと上だった。唯一、私達に不足したのは、効率性だった」

「私達は、とても良い後半を行なった。選手達は、非常に努力したし、試合の終盤、私達は、頭よりもハートでプレーしていた。時にそうなるのが、サッカーだ」

「今日は選手を非難する日じゃない。誉め称える日だ」

「選手は、こういったシチュエーションにどう立ち向かわなければならないのかを講義してみせた。試合の93分まで引き分けようとした」

「全く交代をしなかったのは、誰かを変えるのは、不公平だと感じたからだ。彼らはみんなとてもいい試合を行なっていた」

サポーター

「カンプノウが今みたいなシチュエーションにある時に、ここまで全員が参加してくれたのは、見たことがない。彼らは私達をとても助けてくれた」

「今日、チームが見せた姿勢を見て、誇りに思わないバルサファンなどいないだろう」

「以前、プレーしていたみたいに良くない内容で勝つより、こういった形でプレーして負ける方がいい」とバルサのセンターバックは、バレンシアにホームで1-2で負けた後に話した。

「もう、ミスを犯すことはできない。僕らは、使い切ってしまったのだから」FCバルセロナは、カンプノウでバレンシアを前に負けを喫した後、ジェラルド・ピケは、このように説明した。バルサは、アトレティコ・デ・マドリードと勝ち点で並ぶことになった。更に１点差でレアルマドリードがついてきている。この試合の後で、トップチームの選手が話した概要は、下記から。

ジェラルド・ピケ

「今日の感触は、先日までのものとは全く異なっている」

「普通の状態なら、これは、4-1で終わる日だ」

「チームが今日のようにプレーするなら、リーグ優勝できると確信している」

「一歩、後退してしまったが、チームは今日、いい内容のプレーができたとわかっている」

「残りの５節を勝たなければならないし、僕らはそれを達成するキャパシティがある」

「サポーターに10点満点をあげたい。今日みたいなカンプノウは、長い間、見ていなかった。スペクタクルだった」

イバン・ラキティッチ

「バレンシアは、２回、ゴールに近付き、２得点を決めた。僕らは、ゴールするための機会をとんでもないほど得たが、これがサッカーだ」

「こういった小さなディテールが試合を決めていくのだから、僕らは一致団結していなければならない」.

「態度ややる気、僕ら側のリズムはすばらしいものだったが、今日はボールがゴールに入りたがらなかった」

「僕らは試合の内容にもかかわらず、わずかなものしか手に入れられなかったことに悲しく思っている。簡単ではないが、最後まで戦っていく」

「ポジティブな流れではないから、僕らは変えなければならない。僕らが最後まで今日、キープした態度は、非常に良いものだった」

セルヒオ・ブスケッツ

「僕らは良くない流れの中にいる。１回半しか（ゴールに）たどり着かなかったのに、２得点を決められてしまった」

「チームの状態はいいが、（ゴールが）入らない。僕らは、もっと練習しなければならない」

「まだ、全ては僕ら次第だ。後、５試合あるし、僕らはミスすることはできない」

「態度ややる気の問題ではない。幸運に恵まれるかどうかは、僕ら次第ではない」

「サポーターにありがとうと言わなければならない。僕らが先制されたにもかかわらず、最初の瞬間から、ずっと励ましてくれた。チームは全力を尽くしたが、叶わなかった。サポーターと一緒なら、僕らはもっと強くなれる」.

トップチームの参加可能な選手たちが月曜にクラブ総合練習場で練習、水曜日にあるデポルティーボ・ラコルーニャ戦に向けて準備を始めた。下部組織選手のボルハ・ロペスも参加した

日曜日の対バレンシアの敗戦から休む間もなくFCバルセロナは月曜、練習を行った。ロス・アスルグラナスはカンプ・ノウで良い試合をしたものの好ましい結果を出せていない。明らかに試合を支配し勝利に相応しかったものの不運によりバルサは勝ち点3の積み重ねができなかった。しかしサッカーの世界では時にこういったことが起こるもので、世界最高のチームであることを証明するため選手たちは練習を続けるしかない。

レベルの高さは余りあるほどで、そのことは選手自身を分かっておりリーガ優勝は可能だと確信している。なぜなら最近数試合で敗れているとはいえリーガ首位を維持しており、2年連続また最近7年で5回目となるリーガ優勝は自分たち次第の状況なのだから。だからこそロス・アスルグラナスは水曜日リアソールでのデポルティーボ・ラコルーニャ戦（20時30分）に向け、すでに五感を研ぎ澄ませている。ルイス・エンリケはクラブ総合練習場ジョアン・ガンペルのティト・ビラノバグランドでトップチームの参加可能な選手たちを前に疲労回復の練習を行った。またバルサBのボルハ・ロペスも参加した。チームは火曜、ガリシア州への遠征を前にした最後の練習を行う。

Els 22 xuts que va fer el Barça contra el València

ロス・アスルグラナスは攻撃のあらゆる場面でバレンシアのゴールキーパー、ジエゴ・アウベスにぶつかり、勝利を遮られた

サッカーの世界では単にレベルの高さが重要なのではなく、精神面、戦いぶりまた運もゲームを左右する要素になっている。バルサが幸運を手にしていないのは明確で、トリデンテとともに楽々と得点を重ね向かうところ敵なしだったチームは現在得点するのに苦労している。ロス・アスルグラナスが勝利を目指していなかったわけではない。日曜の試合でルイス・エンリケのチームはカンプ・ノウのピッチで試合の主役となり、絶え間なくジエゴ・アウベスの守るゴールを攻撃した。奇しくもバレンシアのゴールキーパーは試合の主役の1人となり、すべてのゴールチャンスを止めた。良い試合をし勝利に相応しかったバルサは一つの勝ち点も取れなかったが、1部リーグの首位を維持しておりタイトル連覇は自分たち次第という状況となっている。以下、試合のデータをおさらいする：

バルサはジエゴ・アウベスの守るゴールに22回にわたってシュートを放った。アスルグラナの攻撃は絶え間なく続いたが、不運とアウェーチームのゴールキーパーのひらめきによりすべての取り組みが失敗に終わった。

メッシはジエゴ・アウベスを破った唯一の選手。このゴールはFCバルセロナでの通算450点、またアルゼンチン代表を含めた自身のキャリアで通算500点となった。

メッシの通算450ゴール。アルゼンチン人選手は試合を通して非常にアクティブに動き、攻撃ゾーンだけではなくミッドフィールダーを助けゲームメイクにも関与した。

ピケとマスチェラーノは守備ラインで卓越したゲームを見せた。カタルーニャ出身のセンターバックは18回、アルゼンチン人選手は11回のボール奪取を見せた。ピケはそのフィジカル的な強さを生かし同点ゴールを目指して攻撃参加。試合終了間際にはそのチャンスを迎えたが、シュートはゴールをわずかに逸れた。

　　　　 ピケのインターセプト　　　　　　 マスチェラーノのインターセプト

アンドレス・イニエスタはチームの責任を担い、アスルグラナのプレーを構築する責任者になった。ピッチのあらゆるところに現れ、得点チャンスを演出すべく敵陣を崩す能力を発揮した。

ここまで全12ポイントのうち11を失ったとはいえバルサは今も1部リーグで首位を維持しており、リーガ優勝は自分たち次第という状況を続けている。このチームの偉大さを示す一つだと言える。

アトレティコ・マドリードはバルサと勝ち点で並び、レアル・マドリードはロス・アスルグラナスまであと勝ち点1のところに来ている。以下は3チームが残しているリーガの最終5節のカード。



34節	デポルティーボ - FCB	アスレティック・クラブ - アトレティコ	マドリード - ビジャレアル
35節	FCB - スポルティング	アトレティコ - マラガ	ラヨ - マドリード
36節	ベティス - FCB	アトレティコ - ラヨ	レアル・ソシエダ - マドリード
37節	FCB - エスパニョール	レバンテ - アトレティコ	マドリード - バレンシア
38節	グラナダ - FCB	アトレティコ - セルタ	デポルティーボ - マドリード

バレンシア戦でボールを手に喜ぶゴールを喜ぶピケ/ VICTOR SALGAGO - FCB

結果が出ない状況でもアスルグラナのファンは1試合を通してチームを後押しした

バレンシア戦があった日曜日のカンプ・ノウに8万8667人の観客が集まった。サポーターはヨーロッパ戦線の敗退のあとリーガでの勝利のためチームを支え続けた。スタジアムを訪れたファンは全選手を讃え、結果が伴っていないチームをかつてないほど励ました。試合の入場者数は、レアル・マドリード戦、アトレティコ・マドリード戦（リーガ）、アスレティック・クラブ（スペインスーパーカップ）に続くシーズン4番目だった。

試合開始まもなく、一つのメッセージが入った横断幕が張り出された。「再び征服しよう」。それはカンプ・ノウに居合わせた全員の意志で、ファンは試合終了まで飽くことなくチームを励まし続けた。アスルグラナのファンはチームがここ数年休みなくタイトルを勝ち取りクラブの歴史に残る最高の年月を過ごして来ているとの認識がある。そのことをカンプ・ノウは評価し、スペクタクルな無敗記録を作ったあと現状でチームがネガティブな戦いぶりをしているとはいえ、その戦う姿勢と選手たちの献身を讃えた。なぜなら最近数試合で悪い結果を出しているとはいえ、チームや選手、ファンはリーガ連覇、国王杯を勝ち取って偉大なシーズンとして終えるという2つの挑戦があることを分かっている。その2タイトルはともにロス・アスルグラナス次第で達成可能なところにある。

この点でルイス・エンリケは試合後の記者会見でファンを誇りに思うと話している：「私は選手として8年プレーし、監督としては2年目だが、チームに幸運が伴わない状態のときにこれほどカンプ・ノウが盛り上がるというのはかつて見たことがない」。さらに「ファンを祝福する」とアストゥーリアス州出身監督はファンの反応を評価した。またジェラルド・ピケもファンの対応を特筆：「ファンはこれまで以上に素晴らしかった。ハーフタイムで0−2で、僕らを取り巻く雰囲気は逆境だった。彼らに対しては10点満点をつけることしかできない」「こういったカンプ・ノウは本当に記憶にない」。

バレンシア戦を前にしたバルサ選手たちのウォーミングアップ / MIGUEL RUIZ - FCB

アスルグラナスとバレンシアがカンプ・ノウで対戦したリーガ33節の試合を内側から見た写真ギャラリー

今週の水曜日、リーグ戦34節のデポルティーボ−FCB戦が世界のいつ、どこで見られるかが一目でわかる視聴ガイド。

バレンシアを前にホームで黒星を喫した後、休む暇もなく、週中にリーグ戦34節が行なわれる。FCバルセロナは、この試合をラ・コルーニャのアウェー戦で戦う。そのデポルティーボ−FCB戦が世界のいつ、どこで見られるかが一目でわかる視聴ガイド詳細は、下記から。

４月20日（水）

カナダ – バンクーバー (11.00 AM) / トロント (2.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona y www.fcbarcelona.com, @fcbarcelona_fra y www.fcbarcelona.fr

beIN Sports Canada

アメリカ合衆国 – ロスアンジェルス (11.00 AM) / ニューヨーク (2.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona y www.fcbarcelona.com

beIN Sports USA

ラテンアメリカ – メキシコ DF (1.00 PM) / ボゴタ (1.00 PM) / チリ (3.00 PM) / ブエノスアイレス (3.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_es y www.fcbarcelona.es

SKY Mexico, DirecTV, ESPN

ブラジル – ブラジリア (3.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_br y www.fcbarcelona.com.br

FOX Sports, ESPN

英国 – ロンドン (7.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona y www.fcbarcelona.com

SKY Sports

フランス – パリ (8:00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_fra y www.fcbarcelona.fr

beIN Sports França

バルセロナ (8.00 PM)

FCBarcelona: www.fcbarcelona.cat, www.fcbarcelona.es, @fcbarcelona_cat y @fcbarcelona_es

Canal+ Liga, Abono Fútbol

アフリカ – ダカール (6.00 PM) / ヤウンデ (7.00 PM) / ケープタウン (8.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona, www.fcbarcelona.com, @fcbarcelona_fra y www.fcbarcelona.fr

Canal+ Afrique, Supersport

トルコ - イスタンブール (9.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_tr y www.fcbarcelona.com

Digiturk

ロシア – モスクワ (9.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona ywww.fcbarcelona.com

NTV Plus

アラブ諸国 – ドーハ (9.00 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona, www.fcbarcelona.com, @fcbarcelona_ara y www.fcbarab.com

BeIN Sports

インド – ニューデリー (11.30 PM)

FC Barcelona: @fcbarcelona y www.fcbarcelona.com

SONY KIX

4月21日（木）

インドネシア – ジャカルタ (1.00 AM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_id y www.fcbarcelona.co.id

Orange TV

中国 – 北京 (2.00 AM)

FC Barcelona: www.fcbarcelona.cn

PPTV

日本 – 東京 (3.00 AM)

FC Barcelona: @fcbarcelona_jp y www.fcbarcelona.jp

WOWOW

オーストラリア – シドニー (4.00 AM)

FC Barcelona: @fcbarcelona y www.fcbarcelona.com

beIN Sports Australia

*情報源: laliga.es

FC バルセロナのトップチームは、ティト・ビラノバグラウンドにて、胃腸炎のアルダ・トゥランを除く全員が練習を行なった。

休んでいる暇は、ない。FC バルセロナのトップチームは、残ったリーグ戦と国王杯での優勝、二冠を狙い、再び、ティト・ビラノバグラウンドにて、練習を行なった。次なるルイス・エンリケの目標は、リアソールで行なわれるデポルティーボとの対戦だ。試合は、BBVAリーグ34節に当たる試合となる。

胃腸炎のアルダ・トゥランがを除く全員が参加し、また、バルサBから、フアン・カマラとボルハ・ロペスの二人が加わって練習は、行なわれた。二人は月曜日の練習にも参戦していた。

チームは、明日の午前中まで体を休ませてから、試合会場に移動することになる。招集メンバーは、追って発表される予定だ。

デポル-FCB戦視聴ガイド 詳細は、ここから

ルイス・エンリケ、デポルティーボ戦前の記者会見前 / MIGUEL RUIZ - FCB

「アウェーで勝つのは、常に難しいことだし、私達のシチュエーションにおいては、更にそうだ。だが、私達がトライしようとしているのは、非常に守備のうまいチームに問題を与えることであり、サポーターがとても強いスタジアムでは簡単な仕事ではない」と話した。

バルサは、今週の水曜日に、リーグ戦タイトルを死守するための試合をデポルティーボのホームで行なう。「まず、最初に私達が手にしたいのは、デポルティーボに勝ち、更なる自信を得ることだ」と前日記者会見で話したルイス・エンリケは、「アウェーで勝つことは、常に難しいし、私達の状況では尚更だが、非常にディフェンスがうまい相手を負かし、チームの弱点を克服するために努力する」とその決意を語った。

リアソールは、「サポーターの励ましが強く、非常にやりづらいスタジアム」だと話し、また、最近、二回、ガリシアのチームと2-2のドローで終わっていることを思い起こした。

「私達は、そういった素晴らしい思い出を手にしているわけではないが、彼らに問題を与えるべく、いろんな方策を私達は手にしている」と話し、「バレンシアを相手にプレーしたように良い内容のプレーができることを願っている。それは良い兆候だ」とコメントした。[[CITA_1]]

水曜日の試合は、累積警告のためにジェラルド・ピケが欠場し、また、トマス・フェルメーレン、ジョレミー・マテューが負傷欠場する。再び、マルク・バルトラがディフェンスラインに戻ってくる可能性がある。また、試合前日の19日、負傷していたラフィーニャが完治したとクラブのメディカルサービスは、発表した。

「自分が望むほどプレーできていない選手にとっては、常に難しいものがあるが、それは、バルトラのケースではない。彼はプロとして非常によくやっているし、準備を続けて来た」と話し、「私は、彼を信頼しているし、彼はこのチャンスを手にするにふさわしい。私は彼が良い働きをしてくれるだろうと信じているし、それをみれば、誰もがどうしてかがわかるだろう」とバルトラがピッチに復帰する可能性を示唆した。

また、最近の試合について、FCバルセロナの監督は「私は何も責めるようなことはない」と話し、「38試合を終えた時にリーグ優勝した者が、ベストチームだったことになる」と先を見据えた。

最近の数チームについて、チームを責めるようなことは、全くない。

2012-13年、コルーニャを前にしたレオ・メッシ / MIGUEL RUIZ-FCB

アルゼンチン人選手は、デポルティーボを前に15得点を決めており、そのうち、９得点はラ・コルーニャで決めている。全ては最近、４試合に集中している。

FCバルセロナは、リアソールを水曜日に訪ねる。そこで、リーグ戦34節にあたるデポルティーボとの試合が行なわれる。最近、数年、デポルティーボは、２部降格と１部昇格を行ったり来たりしてきたが、ようやく、BBVAリーグに再び、定着するようになった。FCバルセロナは、順位表での残留の地盤を少しでも固めようとするビクトル・サンチェスの率いるデポルティーボに立ち向かう。だが、バレンシアを前に、バルサで450ゴール目を決めたレオ・メッシにとって、リアソールは、相性の良い相手だ。少なくとも、最近でのリアソールでの試合における数字がそれを証明している。

それほど、過去をさかのぼる必要はない。最近、二回のリアソールへの遠征で、メッシは、二回、ハットトリックを決めている。一度目は、2012/13年にバルサが試合を4-5で収めたもので、もう１試合は、昨季、0-4で勝利を収めた試合だ。

リアソールでのお守り

また、レオ・メッシは、デポルティーボとの対戦で一度も負けたことがない。今まで、12回、デポルティーボと対戦しているが、今季は、第一戦がドロー(カンプノウでのリーグ戦、2-2)であり、それを除く内訳は、９勝３分けだ。

メッシは、全部でデポルティーボを相手に15得点を決めており、リアソールではそのうちの９得点をマークしている。メッシがリーグ戦において、もっとも多くのゴールを決めている場所だ。また、その傾向は、最近、とみに強くなっており、最近の４試合でその９得点を決めている。

バルサは再び、勝利を手に入れ、リーグタイトルの目標に一歩近づける勝ち点３を目指して、リアソールで挑戦する。

FCバルセロナは、チャンピオンズリーグベスト８の第一レグでアトレティコ・デ・マドリードを制しながらも、第二レグで進出をアトレティコに明け渡すことになった。

リーグ戦でも勝ち点をとれずにいるが、未だに首位の座を守っている。そのため、デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャを前にしたこの試合は、現在、ルイス・エンリケが目指す二冠制覇のために、勝利が必須となる。

現在13位のデポルティーボだが、今季は、２−２のドローで終わっており、ルイス・エンリケは気を緩めることはできないと警戒している。

チーム状況と召集リスト

ルイス・エンリケは、この試合に18人の選手を招集した。GKクラウディオ・ブラボ、マルク・アンドレ−テア・シュテーゲン他、ドウグラス、ラキティッチ、セルヒオ、アウベス、アルダ、イニエスタ、スアレス、メッシ、ネイマールJr、ラフィーニャ、マスチェラーノ、バルトラ、ムニル、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、アドリアーノだ。

アルダ・トゥラン は、火曜日の練習は胃腸炎のために休んだが、水曜日の試合に向けて体調を戻した。

一方のデポルティーボは、ハーフサイドのフェデ・カルタブラが戻ってくる。その一方で、セビージャを前に得点したオリオル・リエラは、左足首を痛めて、試合に出場できるかは微妙な状態だ。

元バルサ B のルイス・アルベルトは、ハムストリングを痛め、欠場が確実視されており、アレハンドロ・アリバスとアルベルト・ロポは、累積欠場する、

バルサは、二冠の夢に向かって、リアソールで勝ち点３を求めていくことになる。ルイス・エンリケが前日記者会見で話したように、「まずは、デポルティーボとの試合に勝つことから」だ。

試合は、ラ・コルーニャにて、20時キックオフ（現地時間、日本時間21日3時）となる。

ラ・コルーニャでの勝利を手にした後の選手のリアクションは、ここから。

今回、デポルティーボ戦(0-8)で４得点を決めたルイス・スアレスは、このゴールで、１シーズンに47得点以上を決めた選ばれし選手の一人となった。これで、今季、49ゴール目だ。

ルイス・スアレスは、FCバルセロナのユニフォームを着てのゴール記録を伸ばし続けている。これは、純粋に本人が完璧に適応したということを示している。デポルティーボとの試合で、ルイス・スアレスは、これで48試合中49ゴールを決め、そのゴール嗅覚を新たに数字で証明することになった。リアソールでの試合を終え、「最も大事なのは、僕らが不調に陥った後、このゴールが大切な勝利の役に立ったということだ。僕らの目的を達成するために、練習を続けていくし、この努力が結果につながると確信している」とコメントした。

この 49ゴールで、スアレスは１年間で47ゴール以上を決めた選ばれしグループの中に入った。この記録で、スアレスはロナウド−1996/97年に49試合で47ゴール−の記録を越え、レオ・メッシに次いで、二位のポジションを手にした。メッシについていえば、それは別世界の選手の話をするようなものだ。なぜなら、メッシはこの目標を５シーズンに渡って達成しているからだ。

バルサの選手として２度目のポーカー

１試合に４ゴールを決めるポーカーは、地上で最も優秀なアタッカーのみが許されている領域だ。最初にそれを達成したのは、国王杯の準決勝第一レグであり、カンプノウで行なわれたバレンシアとの対戦（7-0）だった。だが、スアレスの数字は、ここで終わらない。今季、スアレスは、６回のハットトリックに６回のダブルゴールを決めているのだ。

また、ルイス・スアレスは、この４得点を決めたことで、リーグ戦の得点王争いに飛び出した。これで、国内リーグでは30得点をマークしている計算となり、現在、31ゴールでリーグ得点王のクリスチャン・ロナウドと、１点差に迫った。

FCバルセロナの監督は、チームの勝利に満足していると話し、特にリアソールでのプレー内容への満足を表現した。

FCバルセロナに、再び、笑顔が広がった。リアソールでのデポルティーボとの対戦は、そのゴールリサイタルのみならず、試合内容の良さが際立つ結果となった。そのように認めたルイス・エンリケは、試合後の記者会見で、このスコアに満足していることを示し、「私達は素晴らしい試合を行なったし、数えきれないほどのオプションを手に、非常に効率的に試合を行なうことができた。私達にとっては、スペクタクルな結果だ。無失点で、アウェーでこのような勝利を収めたのだから」と話した。

更に、この試合の鍵について、「私達は、サイドから非常にうまく攻めることができた。レオが私達に有利な状況を作り出し、私達は、最初に手にしたチャンスをうまく掴むことができた」「そこからは、全てが回り、うまくいった」と強調した。

バルサは、BBVAリーグの順位表で、首位の座をキープし続けており、また、リーグ優勝を再び、手に入れられるかどうかは、自らにかかっている。それでも、容易ではないことをルイス・エンリケはわかっている。「僕らにはすてきな挑戦が待ち受けている。リーグ優勝を再制覇することだ。だが、まだ、４試合が残っているし、それは必ず、難しいものになるだろうと確信している」とコメントした。

バルサに 0-7のゴールをもたらしたマルク・バルトラ / MIGUEL RUIZ - FCB

バルサのセンターバックは、試合の６ゴール目を決め、この試合での勝ち点３の重要性について話した。

FCバルセロナは、非常に大事な勝利をリアソールで手にした（0-8）。今回、ルイス・エンリケが用意したスタメンは、マルク・バルトラというニュースを含み、最終的にそのバルトラが、バルサに 0-7をもたらし、今季、２ゴール目を決める結果を生んだ。「何ヶ月も、こういった余り、良くないシチュエーションが続いていたが、今晩、チャンスが訪れたことで僕はとても幸せだ」とバルトラは、話した。数節に渡り、チームが結果を出せなかったことは、予想外だったが、この日、バルサは、再び、勝利と再会することになった。「僕らはこの勝利を本当に必要としていた。単に勝ち点３というだけでなく、気力を回復するためにもチームレベルで必要としていた。公平さがもたらされた」とコメントした。

トリデンテがデポルティーボ戦で再び、ゴールを決めたことを、マルク・バルトラは、「３人が再び、ゴールと出会えたことが最高の朗報の一つだ」と強調し、「チームはここにありと存在感を示した。僕らは残された試合の重要性をよくわかっている」とつけ加えた。

また、この日にリサイタルを魅せたルイス・スアレスのコメントは、下記の通り。

ルイス・スアレス

「僕らは、勝つという明確な目標を持っていた。それも今回のようなやり方で勝てたことで、僕らはとても満足している。僕らは目標を達成するために練習を続けているし、チームが団結していることを僕らは証明した」

「試合に勝つことは全く簡単ではない。最も大事なことは、僕ら自身に全てがかかっているということだし、こうやって努力を続けていけば、結果はついてくると確信している」

クラブは、コパ・アメリカでの参戦から解放することに尽力した関係者に感謝する。

FCバルセロナは、ネイマールJrが、8月3日から21日の期間に行なわれる2016年リオデジャネイロオリンピックのみに参戦し、6月3日から26日にアメリカ合衆国で行なわれるコパ・アメリカの参戦から解放するとの提案に理解を示し、協力してくれたブラジルサッカー協会とマルコ・ポロ・デル・ネロ会長に、感謝する。

デポルティーボ - FCバルセロナ戦のハイライトシーンを映像でチェック

.リアソールで行なわれたリーグ戦35節、デポルティーボ - FCバルセロナ戦でのバルサのゴールリサイタル、スアレスのポーカー（４ゴール）やラキティッチ、メッシ、バルトラ、ネイマールのゴールなど、ハイライトシーンをまとめて、再現。

カンプノウでのスポルティング戦に向けて調整 / MIGUEL RUIZ - FCB

チームはリアソールでのゴールリサイタルの後、土曜日にカンプノウで行なわれるスポルティング戦に向けての準備を行なった。

バルサのトップチームは、ラ・コルーニャから帰ってきた数時間後には、練習に戻った。リアソールでのゴールリサイタルを終え、リーグ戦首位のポジションをキープした後、ジョアン・ガンペル練習場のティト・ビラノバグラウンドにて、再び、バルサのトップチームは、調整を行なった。

勝利を手にし、自信をつけた後、ルイス・エンリケのチームは‘ピトゥ’アベラルドが率いるスポルティング・デ・ヒホンとの対戦に向けて、調整を始めた。試合は、カンプノウで土曜日の20時半（日本時間、日曜日早朝３時半）から、キックオフとなる。この日の練習の主役は、午前中ずっと降り続いた雨だった。練習は、トップチームの全選手及びバルサBから、ボルハ・ロペス、フアン・カマラが参加して行なわれた。

次の練習は、金曜日に行なわれる予定だ。週末にリーグ優勝に向けた新たな決勝が行なわれることになる。

0-8の結果は、バルサがアウェーで、ラス・パルマス (1959/60)、アルメリア(2010/11)、コルドバ(2014/15)を前に過去にあげたものと並び、最も多くのゴールが決まった試合となった。

FC バルセロナ は、ルイス・エンリケに率いられ、勝利のメンタリティを余すことなく発揮し、リアソールにて、0-8の結果を出した。全選手は、ガリシアのチームを前に素晴らしいプレーをしたが、中でも、ルイス・スアレスは、４得点を決め、３アシストを決める活躍を行なった。バルサのゴールを前にした効率性は高かった。それをデータで下記から検証する。

-８シーズン連続で、バルサはリーグ戦で95得点以上をマークしている。今までの最多ゴール数は、 2012/13年の115得点。

-0-8 のゴールリサイタルは、バルサ史におけるアウェーでの最多ゴールゲームであり、リアソールでの試合前に、ラス・パルマス (1959/60)、アルメリア(2010/11)、コルドバ(2014/15)を前に行なったことがある。

-バルサは、全部で16回、シュートをトライした結果、８得点を決めて、そのうち、９回は枠内を捉えた。ちなみに、最後のバレンシアを前に行なった試合では、22回シュートを行ない、そのうち、７回がゴール枠を捉えたが、1得点しか、決まらなかった。

-ルイス・スアレスにとって、バルサのユニフォームを着て決めた２回目のポーカー（４得点）だった。最初にバルサの「９番」がポーカーを決めたのは、バレンシアを前にした国王杯 (7-0)での試合だった。この日、スアレスは４得点３アシストを決め、２回、シュートを外した。

-ルイス・スアレスは、ロナウドが決めた年間47得点の記録を越えた。これを更に越えるのは、レオ・メッシが2011/12年に決めた73ゴール。.

- 昨日のゴールで、レオ・メッシは、リアソールでの10得点目をマークした。

-マルク・バルトラは、2014年にアノエタで3-1で負けた試合以来、リーグ戦において、33試合プレーした中、一度も負けていない。また、バルサの '15' 番は、今季、２得点目を決め、トップチームの選手として６ゴール目を決めた。

-ダニ・アウベスは、最もパスを成功させ、その数は106回中95回 (90% の成功率)となった。続くジョルディ・アルバは、75回、３番目がメッシで69回のパスを通した。

90%の成功率でパスを出したアウベス

Barça’s eight goals at Riazor on Radio Barça by fcbarcelona

13時30分（日本時間20時半）から、エスパイ・バルサの一部である新カンプノウ・プレゼンテーションをスタジアムの１階トリビューン席から生中継が行なわれた。

13時30分（日本時間20時半）から、エスパイ・バルサの一部である新カンプノウのプレゼンテーションをスタジアムの１階トリビューン席から生中継された。イベントには、チップチームのキャプテン、元選手、フロント陣、ジョセップ・マリア・バルトメウ会長などが揃って行なわれた。

ルイス・エンリケ「立ち上がれるチームがあるなら、それはバルサだ」

試合

サポーター

ジェラルド・ピケ「このようにプレーしていれば、リーグ優勝できると確信している」

ジェラルド・ピケ

イバン・ラキティッチ

セルヒオ・ブスケッツ

リアソールでの試合に備え疲労回復の練習

勝利を目指しバルサが放った22本のシュート

カンプ・ノウ、これまで以上にチームとともに

バルサ - バレンシア戦のもう一方の顔

デポルティーボ – FCバルセロナ戦視聴ガイド

４月20日（水）

4月21日（木）

リアソール訪問前の最後の練習

ルイス・エンリケ「まずはデポルに勝つことだ」

メッシのテリトリー: 最近のリアソール２試合でダブルハットトリック

デポルティーボ – FC バルセロナ: リーグを目指すリアソール

チーム状況と召集リスト

リアソールでの勝利をソーシャルメディアで

スアレス、ロナウドの記録越え

バルサの選手として２度目のポーカー

ルイス・エンリケ「スペクタクルな結果だ」

マルク・バルトラ「僕らにはこの勝利が必要だった」

ネイマール、2016年リオ五輪に参戦

[リーグ] デポルティーボ - FCバルセロナ戦ハイライト

雨の中でのリハビリ練習

リアソールでのFC バルセロナのゴールリサイタルをデータで

新カンプノウ・プレゼンテーション